AI生成:俺ヶ島文庫1

公開日: 2026/3/24

著者: やもり

俺の名前はすぱろー、ごく普通の中学二年生だ。少なくとも、昨日まではそうだった。

今日の朝、目が覚めたら何かがおかしい。ベッドから起き上がろうとした瞬間、「ビヨーン!」という音とともに、俺の体が天井まで伸びてしまったんだ。腕も足も、まるでゴムのようにぐにゃりと伸びている。

「な、なにこれーっ!」

驚いて叫ぶと、声まで伸びたのか、言葉がだらだらと長く響いた。隣の部屋から母の声が聞こえる。

「すぱろー、また変な声だして!早く学校に行きなさい!」

仕方なく、伸びた体をなんとか縮めようとするが、これがまた難しい。足を引っ込めようとすると、今度は腕が伸びる。まるでスパゲティみたいだ。

学校に行くまでの道のりが地獄だった。歩こうとすると、足が予想以上に伸びて転びそうになる。友達に会っても、普通に話そうとすると首が伸びて相手の顔のすぐ前に顔が来てしまい、みんな驚いて逃げていく。

「すぱろー、お前今日すごく『伸び伸び』してるな!」

どーじにからかわれたときは、思わず怒って腕を振り回したら、その腕がぐるんと伸びて教室を一周、黒板消しをはたき落として先生の頭に直撃。教室は大爆笑の渦だった。

給食の時間も悲惨だった。フォークでハンバーグを刺そうとすると、腕が伸びすぎて隣の席の子の弁当箱をひっくり返してしまった。謝ろうとして頭を下げたら、今度は首が伸びてテーブルに頭をぶつけ、スープが跳ねて前の席の子の頭にドバッ。

「すぱろー!廊下に立ってなさい!」

怒った先生に言われて廊下に立っていると、退屈で体をゆらゆらさせていたら、知らないうちに体が伸びて二階の窓から外を覗いていた。ちょうど通りかかった校長先生と目が合ってしまい、もう大変。

「おい!君、何してるんだ!」

「え、あ、これは…新しいストレッチ運動です!」

適当な言い訳をしているうちに、体が元に戻り始めた。どうやらこの能力、時間制限があるらしい。ほっと一息ついた瞬間、放課後のチャイムが鳴った。

家に帰る道すがら、今日のことを考えていた。確かに大変だったけど、なんだかんだで楽しい一日だったかも。それに、この能力、使いようによっては面白いことができそうだ。

次の日、目が覚えて真っ先に自分の指をチェック。普通だ。少しほっとしながらも、どこか物足りない気がした。

「おはよう、すぱろー。今日は『伸び伸び』してないわね」

台所で母が笑いながら言った。俺は苦笑いしながら、普通の一日が始まることを悟った。

でも、ふと考える。もしまたあの能力が現れたら…今度はもっと上手に使ってやる。だって、すぱろー少年の冒険は、まだ始まったばかりなんだから。

#俺ヶ島文庫

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